と称される、ブリュッセルの広場「グラン・プラス」ですが、
そのグラン・プラスは、2年に1度、たった3日間だけ
世界で最も美しいカーペット
に変身します。
それが、「フラワーカーペット」です。
広いグラン・プラスの中庭に、ベゴニアの花が敷き詰められ、
カーペットのような幾何学的な文様が描かれます。
その壮大さは、周囲を取り囲む荘厳なゴシック建築との
コントラストとも相まって、見る者を圧倒します。
どうのこうの言う前に、写真を見てもらった方が早いですね。
こんな感じ


灰色のゴシック建築が、より一層花の鮮やかさを引き立てます。

市庁舎のテラスからの眺めは最高です
(※ただし激混み)

夜にはライトアップが行われます。

が、花の色がよく分からなくなるので、正直逆効果のような
気がしないでもないです。
夜にはこのライトアップに加えて、ビームライトを使ったショーも
行われます。

が、これに至っては、青い光線でカーペットを埋め尽くしてしまうので、
もはや下が花である意味が全くなくなっている気がします。
せっかくカーペットはスゴイのですがから、もうちょっと
花の美しさを生かすショーアップの方法を考えてほしいものです。
何だかネガティブな感じで終わってしまいそうになりましたが、
カーペット自体は非常によく出来ています。一見の価値は
十分にあるでしょう。
- お祭りの概要
名称 | Flower Carpet (Tapis de Fluer) |
場所 | ブリュッセル グラン・プラス |
日時 | 3年に1回 8月15日前後の3日間 |
最寄の都市 | ブリュッセル |
参加費用 | 無料 |
混雑度 | そこそこ混む |
こんな人にお勧め | お花が好きな方 色鮮やかな景色が好きな方 お盆にしか旅行できない方 |
シトラス的お勧め度 | ★★★ |
これだけは見て | 市庁舎かカフェの2階から見た風景 |
- マツヨロTips
・3日間開催ですが、生花なので3日目にはくたびれています。
できれば1日目か2日目に行った方がよいでしょう。
・カーペットは巨大なので、全体を収めた写真を撮るのは
基本無理です。唯一、グラン・プラスに面したカフェの2階席からだと、
何とか全体を収めた写真が撮れ ます。(このページの一番左上の写真)
ただし、この席は当然激混みなので、朝イチで行くことをお勧めします。
もしくは、ヘリでも借りて空撮してください。
・市庁舎のテラスからも全体を眺めることができます。
ここも激混みなので、朝イチで行かれることをお勧めします。
- 宿
ブリュッセルの中心部で開催されますので、ブリュッセル泊で
問題ありません。
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ただ、このカーペットは2時間もあれば見終わりますし、ブリュッセル
には他に見るべきものもあまり無いので、そのまま通り抜けてアムスや
ブルージュ等に泊まってもいいかもしれません。
なお、ブリュッセルは南駅(Gare du Midi)駅周辺に安宿が
多いのですが、非常に治安が悪いので、できれば避ける
ことをお勧めします。
- アクセス
中央駅から歩けます。
- 参考リンク
- 地図
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1 件のコメント:
このイベントは2年ごとに開催され次回は来年の8月だと
公式発表されています。
鑑賞ポイントが限られ昨年は朝一番でも長蛇の列でした。
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