トマトを投げられたことはありますか？
恐らく普通の人生を歩んでると間違いなく無いと思いますが、
そんな貴重な経験が人生10回分くらいできるイベント、それが
この「トマト祭り」です。
行ったことのない人は、たた単に「トマトを投げ合うお祭り」と
思っているかも しれませんが、とてもそんなに生易しいものではないです。
「日本の通勤電車並みのギュウギュウ詰め状態の中、
最高潮にテンションが 上がった数万人のバカが一斉に
トマトを投げつけ、なすり付け合う」
といえば少しは伝わるでしょうか。
そうですね、「阿鼻叫喚」という言葉を実写化するとこうなるんだろうな、
という地獄絵図が そこには繰り広げられています。
阿鼻叫喚の図（実写）
ほら、写真の左の方を見てください。
あまりの壮絶さに、大の男が耐えかねて壁沿いに避難してるでしょう？？？
それくらいのヒドイお祭りなんです。
上から見るとこうなります。
本当にこの世の終わりを見ているようです。
ということで、「せっかくだしちょっと見てみたいな」程度の方は、
参加は夢の中に止めておかれることを強くお勧めします。
逆に、上の文章を読んでさらにテンションが上がった方は、
仕事を辞めてでも一度行ってみましょう。
文字通り、死ぬほど楽しい経験ができると思います。
- お祭りの概要
| 名称 | La tomatina |
| 場所 | スペイン南東部・ブニョル村 |
| 日時 | 毎年8月の最終水曜日 12時～13時頃 |
| 最寄の都市 | バレンシア |
| 参加費用 | 無料 |
| 混雑度 | 非常に混む |
| こんな人にお勧め | 普段からテンションが高い方 ネタのためなら命も賭けれます、って方 トマトがこの上なく好きな方 |
| シトラス的お勧め度 | ★★★★★ |
| これだけは見て | 人間が本気でトマトを投げ合う様 |
- マツヨロTips
必ず熟読するようにしてください！
（捨ててもいいTシャツを着てくる、ポールの上には登らない、等）
・祭りは昼12時から始まりますが、物凄く混むため朝イチの電車で
バレンシアから行かれることをお勧めします。
（※直前に行くと、人が多すぎてトマトが浴びれるエリアに入れません）
・カメラを持っていくのは無茶です。もしどうしても持っていくなら、
完全防水の使い捨てカメラがお勧めです。
・とにかく前日のバレンシアは混むので、ホテルは必ず早めに押さえて
おくようにしてください。
・女性の方は、捨ててもいいTシャツ、パンツの下に水着を着ていくことを
お勧めします。
- 宿
死ぬほど混みます。
飛び込みでは絶対取れません。しかし、当日朝バレンシア以外の町から行くと間に合わないため、
バレンシア市内以外の宿泊では意味がありません。
必ず、早めにバレンシア市内のホテルを押さえるようにしてください。
>>バレンシアのホテル一覧
>>ヨーロッパのホテルを安く予約する方法
- アクセス
必ず朝早くの電車で行き、遅くとも朝10時までには会場に
到着するようにしてください。
- 参考リンク
>>とまと祭り参戦ガイド：実践編
>>スペイン政府観光局
- 地図
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