世界最大級のオタクの祭典!ジャパン・エキスポ (Japan Expo)


「ヨーロッパで日本のマンガや
アニメがブーム」

って本当なの?

って思ってる人。



本当です。


少なくとも、フランスでは間違いなく定着しています。

もちろんメインストリームの文化ではなく、サブカルであることは間違い
ありませんが、日本の「マンガ」は、確実にフランスの若者文化の1つに
なっています。
また、ドイツやスペインの都市部でも同じ傾向にあります。

それを実感できるイベントが、最近日本でも有名になってきた、
欧州最大の日本文化の祭典「ジャパン・エキスポ」です。
フランスはおろかヨーロッパ全土から、数万人のオタクがこのイベントの
ためにパリにやってきます。近年では、4日間で延べ入場者数が
15万人を超える巨大イベントに成長しました。

日本語を話さず、日本自体には興味も無い普通の若者たちが、
フランス語に翻訳された「ONE PIECE」や「NANA」の新刊を手に取り、
「鉄拳」のトーナメント大会で熱戦を繰り広げているのを見るのは、
特に普段そのようなものに接していない日本人にとっても、相当
興味深い光景です。

One Pieceはもはや定番



ただ、ここに行って気付くのは、彼らが好きなのは「フランス語に
翻訳された
マンガ」であり、「フランス語吹き替えのアニメ」だと
いうことです。
つまり、日本のものとは意識せず、あくまで「自分たちの
文化」として楽しんでいるものと思われます。

よって、別に日本人がこの「ジャパン・エキスポ」に行っても、日本人が
期待しているように歓迎される訳でもなく、むしろどちらかいうと部外者
っぽい感じになります。

そういう意味では、これは完全に「フランス人による、フランス人の
ための祭典」
だといえます。その証拠に、日本政府の運営する
"Yokoso! Japan!"ブースなどやJR各社のPRブースなどは、常に閑散と
しています。

とはいえ、それらが元々日本製であることもまた事実です。
「日本人が創作した日本製のマンガやアニメが、物凄くグローバルな
魅力を持っている」という事実を確認できるという点において、この
ジャパン・エキスポは我々日本人にとっても非常に興味深いイベント
だと思います。

前置きが長くなりましたが、会場は主にこういう構成になっています。

・マンガゾーン(販売コーナー、マンガ喫茶など)

・ゲームゾーン(ゲーム大会、展示など)

・コスプレゾーン(素人コスプレ大会など)

・コンサートホール(日本のビジュアル系のライブなど)


何と言っても、やはりコスプレゾーンが抜群に笑えます。
いや、ヘタだから笑えるのではなく、西洋をモチーフにした
アニメ・マンガの
コスプレ(騎士や貴族)などは、どう考えても
日本人よりハマっているからです。


例えばベルバラ


何かしっくりきすぎてて、逆に普通です。

CLAMP系のコスプレも


みんな似合ってますが。

そして、ゴスロリファッションに至っては



どう見ても日本人よりしっくり来てます。

てか、元々こっちのものですしね。
2007年より、ラフォーレ原宿のゴスロリショップによるファッションショーが
始まったのですが、これは必見です。
ゴスロリファッションのフランス人モデル、可愛すぎです。
また、有名な"Baby, the stars shine bright"などのショーが始まると、
観客が立ち上がって熱狂的な歓声を送るのも、なかなか笑えます。

>>Baby, the stars shine bright

他にも、コスプレの人たちが山ほどいますが、みんなサマになってます。

   

見て回っているだけで結構笑えます。

その他、ビックリするような大物の日本人アーティストや漫画家が
ゲストでやってくるので、それはそれで普通に面白いです。
例えば、2008年は(結局中止になりましたが)X-JAPANのライブが
企画されていて、2009年はPUFFYとAKB48がライブをやり切りました。

2009年度に入口で配られていたビニール袋


わざわざ日本からやってくる程のものでもありませんが、7月に
ヨーロッパにいるなら、一度くらい行ってみてもいいかもしれません。

  • お祭りの概要
名称Japan Expo (ジャパン・エキスポ)
場所パリ (ノール・ヴィルパント展示会場)
日時毎年7月第1週
最寄の都市パリ
参加費用10~15ユーロ
混雑度普通
ただし、人気のアーティストのライブは混む
こんな人にお勧めマンガ、アニメ好きな方
西洋人のコスプレを見たい方
ネタ的なイベントが好きな方
シトラス的お勧め度★★★
これだけは見てラフォーレ原宿のゴスロリ・ファッションショー

  • マツヨロTips
・チケットは当日でも買えます。
ただ、窓口は混むので、ネットで前もって購入されることをお勧めします。
(e-ticketで発券されます)

・スケジュールは公式サイトにも掲載されている他、入口で配られる
冊子にも載っています。事前にチェックして、面白そうなイベントは
逃さないようにしましょう。

・上にも書きましたが、ファッションにもゴスロリにも興味が無くても、
ラフォーレのファッションショーはかなり面白いです。

・客数の割に飲食店が少なく、毎年激混みになります。
できれば、飲み物、食べ物をパリを出る前に買っておくことを
お勧めします。(※会場の最寄り駅および会場周辺には何もありません)

・駐車場はかなり混むので、車で行くなら朝一番で行きましょう。
それが無理なら、電車(RER)で行く方が無難です。

・展示会場(Parc d'expositions)はパリ周辺にいくつもあるので、
間違えないよう気をつけてください。
(この会場は、RER B線のパリ北駅~CDG空港間にあります)

  • 宿
普通にパリ市内に取ればOKです。
このために混むことはないので、問題ありません。


なお、アクセス的にはパリ北駅周辺が便利ですが、北駅周辺は
治安が悪いため、できれば避けた方がよいでしょう。
会場に直行できるRER B線沿線で、南の方(例えばモンマルトルの
辺りとか)に取るのがお勧めです。
>>パリのホテルを探す


>>ヨーロッパのホテルを安く予約する方法
  • アクセス
RER B線のParis Nord Villepinte駅下車です。
どうせ同じ列車にコスプレな人たちが大挙して乗っているので、
乗り過ごす恐れはないと思います。

  • 参考リンク
>>ジャパン・エキスポ 公式サイト

>>ノール・ヴィルパント展示会場

>>第10回Japan Expo

>>フランスと海外のマンガ人気
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