アムステルダムの街で、1年で1日だけ、
誰でも道端でお店を開くことが認められている
日があります。
それが、オランダ最大のお祭り「クイーンズ・デー」です。
元々は女王の誕生日を祝うイベントとして始まったものですが、
今では、単に「オランダ国民が全力を挙げて遊ぶ日」的な
位置付けの祝日なっています。
基本的に、オレンジ色の衣服を着てアムスの街を練り歩くだけの
お祭りなので、目玉となるものは特に無いのですが、それでも
観光客にとっても非常に楽しいお祭りです。
魅力を集約すると、この3点になると思います。
1.オレンジ色で埋め尽くされるアムス市内
オレンジ色の衣服を身にまとった人が100万人以上集結しているので、
街中のどこを見てもオレンジ色に埋め尽くされています。
人も景色も運河も船も全部オレンジ色、この光景は圧巻の一言です。
一生分オレンジ色が見れます
さすがあのTIESTOを生んだ国、DJブースの近くには常に群集が
2.ユルすぎる雰囲気
アムスといえば、普段から自由、というかユルいことで有名ですが、
この日のアムスはさらに輪をかけてユルくなります。
ラジオの音楽で踊ってる人がいたり、ドラァグクイーンが人力車で移動してたり、道路の真ん中にテーブルを出してお茶してたり、とにかく何もかもやりたい放題
状態になってます。
なので、イチゲンの観光客でも、街中を歩いているだけで楽しめます。
道路の真ん中でティータイム
道行く子供に片っ端から手動の発電機を回させる不思議な人
3.町中がフリマ
上の2ともリンクしてますが、この日は、誰でも路上でお店を開いてOK
なので、アムスの街自体がフリマのようになっています。
日本人がよく行く、パリのクリニャンクールやマドリッドのラストロ等
有名なフリマ(蚤の市)は、基本的に専門の業者が多いのですが、
ここは一般のオランダ人が、自分の家庭で使っているものをそのまま
出しているため、全く統一感が無くて非常に面白いです。
家族総出で売る気ゼロ
日光浴ついでにフリマをしてる感じ
子供も売ってるものが可愛い
女性の出しているフリマはやはり洋服が多い
また、フリマ以外にも、飲み物を路上で売り歩いたり、勝手に
ギャラリーを出したりと、本当に何でもありです。
筒から落ちてくる豆をスプーンで潰すゲームを営業中
ということで、このクイーンズ・デー、日本ではあまり知られていませんが、
雑貨好きな人や、街をブラブラ歩くのが好きな方には、相当楽しい
イベントです。
ちょうどGWの時期ですので、この時期オランダ付近を通りかかることが
あれば、ぜひ立ち寄ってみてください!
- お祭りの様子
- お祭りの概要
名称 | Queen's Day (Koninginnedag) | |
場所 | オランダ・アムステルダム | |
日時 | 毎年4月29日か30日 | |
最寄の都市 | アムステルダム | |
参加費用 | 無料 | |
混雑度 | かなり混む | |
こんな人にお勧め | ユルい雰囲気が好きな方 フリマ好きな方 | |
シトラス的お勧め度 | ★★★★ | |
これだけは見て | オレンジ色に埋め尽くされる町並み |
- マツヨロTips
を持っていくようにしましょう。
・オレンジ色のグッズは、お店でいくらでも売っています。
この日以外いつどこで使うのか分かりませんが。。。
・本筋とは関係ありませんが、この時期のアムステルダムは
晴天が多く、晴れると本当に気持ちいいです。
普通に観光と組み合わせて行くのもいいかもしれません。
旧市街と運河
ウェスターパーク
- 宿
観光客が集まってきますので、宿は非常に取りにくくなります。
早めに予約しておいた方がよいと思います。
>>アムステルダムのホテル
なお、市内中心部(A10リング内)は大部分が歩行者天国になり、
通れる道路も非常に混んでいるため、車で乗り入れるのは困難です。
また、旧市街のリング(A100)内は、車での乗り入れは不可能です。
車の方は、A10外にホテルを取った方が無難です。
- アクセス
- 参考リンク
>> オランダ政府観光局 「女王の日」
- 地図
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